English / Japanese

大熊町・亀公園仮設住宅「写真ワークショップ」

ー新年もちつき&写真大会ー報告展

会津若松亀公園仮設住宅(大熊町)の皆さん、約20名の参加で新春芋煮会&写真ワークショップを開催。
楽しいひとときの様子と、思い思いに撮りあった写真作品のお披露目展。

会場>福島県立博物館

ワークショップ開催の趣旨

xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx「福島写真プロジェクト」
xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxPlace M 写真ワークショップ実行事務局一同

 

2011年秋、会津若松市内の仮設住宅にお住まいの皆さんにお会いしました。原発から数km圏内の大熊町で生活されていた皆さんです。突然着の身着のままの避難を迫られ、避難所、ホテルなどを転々とした後に暮らし始めた仮設住宅。慣れない環境の中で、今後にむけての不安も募っていらしたかと思います。

仮設住宅に暮らす皆さんが会津の寒い冬を乗り切るために、なにかあたたかくなれるようなイベントをしよう。そうお話しているうちに、小さなワークショップの案が生まれました。もともと予定していた福島県での写真展の前に、私たちだからこそできることは、写真の魅力を共有することでした。たった1日の小さなイベントでしたが、これが仮設住宅内の今後のコミュニケーションのきっかけとなれば、そんな思いをこめて皆さんと一緒に作ったワークショップでした。

2012年1月15日。当日は、雪も降らずさわやかな晴天。皆さんのアイディアで、小枝にお餅をつける伝統行事の稲穂付けをし、手作りのイモ煮やつきたてのお餅を用意して、仮設住宅の小さな集会所は、にぎやかなお正月の雰囲気になりました。お互いに写真を撮りあい、予想以上の盛り上がりのうちに、ワークショップを終えることができました。撮影された写真とともに、たくさん笑った楽しい思い出の一日として、皆さんの記憶に残りましたならば幸いです。

ご賛同くださった多くの関係者各位のご協力をいただき、ワークショップの準備を順調に進め、開催することができましたことを、改めて御礼申し上げます。

〈協力〉xxキヤノンマーケティングジャパン(株)
XXXXXXxKIN URUSHIプロジェクト(クラーソン・コイヴィスト・ルーネ、
XxxxXXXXスクルトゥナ、スフェラ、西村圭功漆工房)
XXXXXX(株)ニコン
XXXXXX(株)ヨークベニマル
XXXXXX(株)レイバーサポートシステム


〈後援〉xx福島県立博物館 

 


講師・瀬戸正人からのごあいさつ

XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX写真家・瀬戸 正人

 

会津の仮説住宅における写真ワークショップは、思いのほか参加していただいた被災者のみなさんに喜んでいただいたようで、嬉しく思っております。寒い時期に、どうしても閉じこもりがちになるので、その意味でも少しはお役にたてたかと思います。また、太陽が溢れる大熊町のみなさんが、美しい雪国の会津との環境や文化の違いに慣れていくためにも、こうしていろいろな方が仮設住宅を訪ねて交流することで、みなさんを勇気づけられるかもしれません。

福島県人でもある私は、伊達市で写真館を営んでいた父の撮影した古い写真を、どうしてもみなさんに見て欲しいという思いがありました。かつての懐かしい福島がみなさんの記憶を呼び起こし、元気づけられるのでないかと思うからです。50年前のわが家のアルバムは極めてプライベートなものですが、福島という土地の匂いや空気が共有できると思うからです。

写真を通してみなさんと出会い、一緒に食事までさせていただいたことに感謝の気持ちでいっぱいです。また、みなさんの笑い声がそこここに響き、私たちの方こそ元気づけられました。こんな機会があれば、またぜひ訪ねたいと思います。

2012年4月

当日配布チラシをダウンロード